サイコロでアイデアを生む!?
今回は『仕事は楽しいかね?』ディル・ドーテン著 野津智子訳のレビューをします!
ただ、この本のレビューを書こうと思って読んでおらずいつもより少なめです。
書こうと思ったのは前回レビューした『トップ1%の人だけが実行する思考の法則』永田豊志著から掛け算で出てきたアイデアが思いついたからです。
この掛け算が今回のポイントとなってきます。
掛け算したのは
『トップ1%の人だけが実行する思考の法則』のawareness認知の部分と
『仕事は楽しいかね?』の13章「新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。」
です。
awareness認知というのは日常の「不」を感じ取り、それを解決するためにビジネスを生むというものでした。
『仕事は楽しいかね?』では古いアイデアをその場でメモに書き留め番号を振り、サイコロを投げます。
そして出た番号を掛け合わして新しいアイデアを生むというもの。
この二つを掛け算すると、日常の「不」を感じ取り、番号を振り、投げると新しい視点から「不」が見えてきますよね。
この過程を日頃から意識していけば「不」を感じ取り、新しいアイデアが生まれてくる思考のプロセスが出来上がるのではないでしょうか。
新聞の情報も、つまらない会議も、イライラが溜まる作業もアイデアの源泉であると言えます。
日常の不満を書き出し、番号を書きあて、サイコロを投げましょう。
『仕事は楽しいかね?』は自己啓発本とビジネス書を掛け算した本です。
読まれた方は結構いらっしゃると思いますが、読みやすいですよね。
まだ読まれていない方は是非読んでみてください。
4章「明日は今日と違う自分になる、だよ」と9章「あの実験で学ぶべきことは『あらゆるものを変えて、さらにもう一度変えること』なんだよ」は特に読ムベキです。
もちろん他の部分も読むべきところが多かったです。何より、夢を追え!とだけ書かれた普通の自己啓発本と違いアイデアの生み出し方が書かれています。
ビジネスマン、大学生にオススメです。
余談ですがアマゾンのアソシエイト審査通過しました( ^_^)/~~~